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コラム

ゆとり世代必見! 弱みを強みに変える自己PRの伝え方

社会人としての自覚や働く事の意識が脆弱だと評価されがちなゆとり世代。お世辞にも世間的イメージが良いとは言えない世代故に、就活の風景でもゆとりに対する負のイメージが先行して色眼鏡で見られる事も正直あるでしょう。本稿では“ゆとり就活生”が行うべき、自身の弱みを強みに昇華させる自己PRの伝え方をご紹介いたします。






世間で言われているゆとりの弱み




昭和の学校生活で問題視されていた剥落学力や凄惨なイジメ、“落ちこぼれ”の増加を危惧し生まれたゆとり教育。無理のない教育環境の構築を目的に平成初期から実施された制度ですが、教育の過程で得られたメリットよりもデメリットの方が目立つ事でも知られていますね。
伸び伸びとした学習をコンセプトに置いた事で、以前よりも学生達の思考力が強まりましたが、結局のところイジメの件数は相変わらずですし、理系科目の削減や土曜登校を省いた週5日制の取り入れなど既存カリキュラムを見直した事で、学力が著しく低下(テスト後に知識が抜ける詰め込みよりはマシですが)。そして“学生の平等化”を推し進めた事で、各人の競争力が育成出来ず社会に出た後で働き方に乖離が生まれるなど、何度か指導改訂が成されたにもかかわらず一向に問題は改善されませんでした。
そのため、遂に2011年には脱ゆとり教育が掲げられ、ゆとり世代は平成の“負の遺産”のような扱いを受ける羽目になったわけです。



もちろんゆとり世代の中にも、優秀で社会性に富んだ人材も多くいらっしゃいますし、ゆとりだからすべからくダメというわけではありません。
しかし、あまりにもゆとり教育の“失敗”が露呈し過ぎたために、「ゆとりだから」という理由だけで年長者から穿った見方をされる事もしばしば。
若年層であるゆとり世代と他の世代では生まれた時代や学びの環境が違うため、能力から価値観に大きな開きが出るのは至極当然な話です。互いのギャップを認識・理解する事で建設的な意思の疎通が可能になるわけですが、悲しい事に誰もがゆとり世代に対し柔軟な姿勢を持ち合わせているわけではありません。
彼らの育った背景を知ったわけでも真摯に向き合ったわけでもなく、「これだからゆとり世代は」「だから最近の若者はダメなんだよ」と口走る姿がそれを物語っていますね。
では、ここで世間一般で定着しているゆとり世代のウィークポイントを挙げていきましょう。



打たれ弱い


ゆとり世代を語る上で欠かせない要素に“ストレスの耐性が乏しい”点が浮かび上がります。スポーツに日々汗を流したり、進学校などで学習に注力していたタイプはあまり該当しませんが、ゆとり世代の多くは挫折の経験が少なく、事を上手く運べないとすぐに凹んだり早期退職して逃げ出す傾向にあります。努力すれば納得のいく正解を導き出せた学生生活と違って、社会では理不尽・不条理に思える事柄も多く待ち受けています。「仕事をする上でストレスの蓄積は避けられない」と割り切っている上の世代とは違い、過酷なシーンに慣れていない、ゆとり世代ならではの弱みといえるでしょう。



意識だけは高い


「意識高い系」という言葉が世間に浸透して久しいですが、根拠の無い自信をアピールするのは年齢性別問わず反感を買いやすいもの。特にゆとり世代ではこのスタンスが顕著な事でも知られていますね。“自分の格好を映えさせたい”と考える気持ちは理解出来ますが、実力が伴っていない身分にもかかわらずハッタリをかまされるのは、相手をしていて良い気持ちはしませんよね。
ご意見番気取りで聞きかじった程度の浅い知識を元に社会を斬り、自分の理想だけは一丁前に語る。
インターネットの普及と利便性の向上によって、誰でも容易に情報を拾えるようになりましたが、テクノロジーの発展はこういった“口先だけの自信家”を多く生む結果にも繋がったといえます。



指示待ち体質


ゆとり教育の“弊害”の一つには学生の競争心を低下させた事も含まれますが、それによって自発的に物事に取り組む姿勢が身に付かず受動的な人を増加させてしまいました。
要するに“上司の指示が無ければ動けない”事を差しているわけですが、新卒として入社したゆとり世代ではこの体質が非常に多く、教育担当者を悩ませる頭痛の種としてよく挙がりますね。



コミュニケーション能力が低い


他者とのコミュニケーションに難のあるタイプを「コミュ障」と揶揄する事もありますが、LINEやSNSが広く普及している昨今、コミュニケーションツールが溢れた事で人との繋がりは希薄気味になり、電子上のやり取りなら問題が無くても対面して話す事に慣れていないコミュ障が増加しました。
このタイプはデジタルネイティブであるゆとり世代で特に多いですね。
ゆとり世代は人付き合い自体が苦手と言われており、社会人の基礎であるホウレンソウがまともに行えない人も散見します。



弱みを強みに変えるには?




前述でゆとり世代の弱みを列挙しましたが、自身に合致した弱点があれば選考に間に合うように改善していかなければなりません。
人と接する事に慣れていなければ家族や友人と積極的に会話し、自己主張が激しいのならば、我を通すのを止めて相手の話を聞く側に回るなど、弱みを克服するためのトレーニングを積んでいく必要があります。
また、少子高齢化や企業のグローバル化で人材のダイバーシティを推進する企業は増えてきましたが、それでもゆとり世代を偏見という名のフィルター越しで判断するところは存在します。
そんな手厳しい方々を納得させるには、強みと弱みをミックスして意欲をアピールする方法が効果的です。
たとえば、コミュニケーション能力に不安感を抱く場合はただ「人と話すのが苦手です」と正直に語るのではなく、「コミュニケーション能力に自信は無いですが、持ち前のチャレンジ精神を活かして課題を乗り越え、仕事を通じてコミュニケーション能力を高めたいと考えています」という具合に、前向きにアピールした方が聞き手も期待が持てます。
誰しも得手不得手があるものですが、苦手だからといって避けていては成長を期待出来ません。弱みを語る際に重要なのは、相手に“伸びしろがある”と思わせるようなアプローチを考えるという事です。



まとめ




ゆとり教育が終わっても未だにゆとり世代への風当たりが厳しい現実。本稿を読んだ人の中にも実際にアルバイトやインターン、あるいは新卒入社後に「これだからゆとりは~」と言われた事があるのではないでしょうか? 一度付いたネガティブなイメージを完全に払拭する事は簡単ではありませんが、弱みを明確にすれば改善の道筋は必ず見えてくるものです。自分の弱みにきちんと向き合い、時間を掛けてでもそれを直していくんだという姿勢を自己PRでアピール出来れば、相手からの信頼を得やすくなるでしょう。選考を突破したいのであれば“ゆとり”の呪縛に囚われず、しっかり自分の特徴を分析してみましょう。

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