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複数内定を得たら、オタク就活生はどう会社を選ぶべき?

現在の就活事情は学生に優位な売り手市場とされており、オタクの学生含め、どの学生も早期的に決着がつきやすくなっただけでなく、2社3社と複数内定を獲得できることも多くなってきました。ですが、いくつもの内定を得ることができても、最終的には1社に絞らなければなりません。自分に好意を抱く相手をたった一人に絞る決断をするのはなかなかしんどいですよね。そこで、今回の記事では複数内定を得たあとの会社選びのコツについてお話しましょう。





複数の内定が出たら慎重に会社選びをしよう





就活生たる者、およそ40年に及ぶ社会人生活を満足に過ごすためには、理想とマッチした企業をじっくり選び抜かなければなりません。いくら売り手市場といえど、油断していたら長期的に就活をする羽目になりますし、全く適性と合っていない企業に入社してしまう恐れだって普通にあります。

特にこの「適性と合わない=ミスマッチ」の問題は複数内定を得た就活生が陥りやすい問題です。

保持している内定カードを見て、真剣にどの企業が自分の肌に合っているのかを考えなければ、給与や福利厚生が優れていても仕事にやりがいを見出せない。企業の風土が自分の性格と合っていても、転勤が多くて人生設計を立てづらいなど、せっかく過酷な就活を勝ち抜いたのに内定を獲得できたことで慢心してしまい、得た内定を天秤に掛ける重要性を見失ってしまうのです。



2社3社といった内定を取れた実績がありながら、いざ働き出した後で「今いるA社じゃなくてB社に行けば幸せだったかもなぁ」と後悔するのは非常にもったいない話ですよね。

なので、複数内定が出たとしても決して油断せず、残された時間内で再度会社選びをしていく必要があるでしょう。



贅沢な悩みに聞こえるがタイムリミットもある


とはいえ、複数内定を得ているということは相手方にこちらからの返事を待たせていることなので、悩む気持ちは分かりますがズルズルといたずらに時間を費やすわけにはいきません。

基本的に企業に「承諾」「辞退」「保留」の連絡を入れるのは内定通知書を頂いてから一週間以内。もちろん、複数ある内定からたった一社を選び抜くのは容易ではありませんので、多くの人は保留という形で返事を待ってもらうことでしょう。



しかし、保留の期間がいつまで許されるかは企業によって異なり、最大でも1ヶ月以内というのが一般的です。仮に時間超過してしまった場合は、内定取り消しもあり得るだけでなく、自分が在籍している学校への信用も失って求人が途絶えるなんてケースも考えられます。

つまり、会社選びに関する選択の余地があっても時間の余裕はそこまで残されていないのです。

極端な例ですが、魅力的なヒロインに囲まれてハーレムな毎日を送るラブコメ漫画があったとして、主人公が優柔不断で決断力に乏しいために周囲から愛想尽かされて打ち切りエンドを迎えるようなものといえます。あるいは風呂敷を広げ過ぎた挙句、回収できなくなって打ち切られる的な……。



後悔しない会社選びの二つのポイント





せっかく長きにわたる就活で意中の相手の心を射止めたというのに、こちらの判断が追い付かず会社選びができない……というのは笑い話にもなりません。

オタク就活生の、今後の人生を左右する決断を下すことになるので、中途半端な気持ちで妥協するわけにはいきませんが、実際はどうやって選ぶ基準を設けたらいいか分からないですよね。

しかし、複数内定を取捨選択するのは以前行っていた就活準備と何ら変わりません。時間を無駄にせず、より確実に理想的な企業を選ぶには「情報収集」と「自己分析」の二つが肝心となります。

語弊がある言い方ですが自分にとっての企業同士の優劣を図ることになるため、情報収集をする意味は理解できるでしょう。

ですが、内定を得た後で改めて自己分析を行う意味とは一体何なのでしょう? 以下の方で解説していきましょう。「まーた自己分析しなきゃいけないのかよ、冗談キツイよ」と思うかもしれませんが、会社選びで後悔しないためには欠かせませんよ。



情報を掘り下げて内定先の差別化を図る


まず最初に行うべきは、内定先の情報収集です。既に選考を受ける前の段階で志望する業界や企業のことは研究・分析し尽くしたと思いますが、今回は一から企業を知るためではなく、情報を振り返って自分の認識に齟齬がないかを確かめることが目的となります。

同一業界に属する企業だろうとそれぞれが別分野に位置していようが関係なく、一社毎の「仕事内容」「扱う商材・サービス」「企業の雰囲気」「将来性や現状の安定度」「給与・福利厚生」「キャリアステップ」といった要素を洗い出しましょう。

ここで重要なのが、情報の認識に間違いがないことを確かめるだけではなく、それぞれの要素に優先順位をつけることになります。

例えば「最初のうちは給与にそれほどこだわらなくていい、仕事にやりがいを感じて楽しく成長したい」と考える場合、上記にある給与・福利厚生よりも仕事内容に重きを置くことになるでしょう。

その調子で、「〇〇よりも〇〇が大事」と情報の優先順位をつけていけば、最終的に自分が求めている条件を多くクリアした企業を判別することが可能になるのです。



各情報の集め方ですが、OBOG訪問で社員から話を聞いたり、就活四季報などの情報誌で業界や企業の平均年収、勤続年数、離職率を知り、ネットの口コミサイトで内定先のメリットデメリットを把握するなど、過去のやり方とそう違いはありません。

ただ、それだけでなく内定者懇親会にも意欲的に参加し、選考の間では掴みづらかった企業の雰囲気はどんなものなのか? 同期となる人達と相性は良いかを確かめましょう。

懇親会ではアルコールが提供されるので、お酒の影響で相手の良い面悪い面が垣間見えやすいです。もしそこで今後に不安を抱くような出来事があったら、その際は内定を辞退することも視野に入れてもいいかもしれませんね。



自己分析で本心と向き合い決断を下す


入念に情報収集を行った後は、入社のジャッジをするための自己分析を始めていきます。

先ほど、企業のメリットデメリットを洗い出して優先順位をつける話をしましたが、その決定に間違いがないことを裏付けるために自分の本心と向き合うのです。

覚えのある人も多いかと思いますが、選考で好印象に繋げるために心の底で思ってもいないような数々の“綺麗事”を話してきたことでしょう。

相手から好感を持たれるために偽りの自分を演出する。確かにこれは、選考を乗り越えるためのテクニックの一つであり、間違いではないのですが、自分の本心を殺したまま嘘の理想を掲げて入社すれば、我慢の連続でいずれ限界が生じます。



それを避けるためにも、お金や勤務先、仕事のやりがいに社風など、本当はどんなことに魅力を感じていたのかを客観的に分析し、一番優先度の高い要素を擁する企業の内定を承諾しましょう。

ただし、自分の進路を決定づけるのは自分自身なので、入社先を絞っていく過程で身内や知り合いに決定を委ねないようにしてください。それと、ネガティブな情報が載りやすい口コミサイトの内容は参考程度に留めておき、決して全てを鵜呑みにするような真似もしないように。



まとめ





いかがでしたか? 複数内定を得られるというのは一見すると、選り好みができる贅沢な悩みのように感じるかもしれませんが、数週間という期間内で、たった数社の中から自分の条件と合致したものを選ばなければならない難しさを秘めています。「最終的は自分を選んでくれたいくつかの企業を切らなければならないのか……」と考えがちですが、じっくり分析せず雰囲気に流されて選ぶのは自分のためにならないので、勇気を出して決断しましょう。

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