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コラム

就職活動の難関|ゲームオタクが面接ダンジョンを攻略するには

就活は関わる人の数が膨大であり、やるべきことも多いためにネガティブなイメージを抱きやすい。そのなかでも特に際立って就活生達のメンタルを脅かす存在が、実際に企業の人事担当者や経営者と対面して入社意欲をアピールする「面接選考」です。

しかし、たとえ面接であっても、「所詮はゲームであって、きちんとロジカルに戦略を立てていけばクリアも夢じゃないんだ」とマインドセットができれば、誰でも面接への苦手意識の克服や攻略の糸口を掴むことができるでしょう。

今回は、新卒採用における面接選考の攻略法をRPGのダンジョンに見立てて紹介していきます。





面接は就職活動の難敵!





就活ではSPI、筆記試験、書類選考、グループディスカッション、面接選考と、学生の能力とやる気をチェックする項目がいくつも含まれておりますが、多くの就活生が最も苦手に思っているのが面接選考です。

中小企業やベンチャーでは一度の機会で採用決定権を持つ社長や役員を相手にすることがほとんどですが、就活生に大人気の大手企業になると、そもそものエントリー数が膨大なために人材の取捨選択が難しく、ESが通過した就活生だとしても面接を一次、二次、三次、最終面接とフェーズを分けることが一般的。

そして、それら面接でも就活生が聞かれる内容、評価のポイント、そして面接官のタイプも段階ごとで変化するため、たとえ一次面接を乗り越えることができても、同じアピール手法が次回でも通用するとは限りません。



また、企業によっては個人だけでなく複数人の就活生を交えたグループ面接、就活生のストレス耐性を質疑応答にてチェックする圧迫面接などを設ける場合があり、特に圧迫面接は目上の人から辛辣な言葉を投げかけられ、無視や露骨なため息もされるので、心を折られて面接そのものへのトラウマを植えつけかねないわけです。

このように、面接とひとくちで言っても企業の採用方針や面接官のタイプによって、対応策や受け答えを通じて味わう相手への心象は大きく違ってきます。

また、書類では把握しえない就活生の“人となり”もここでは評価されるので、初対面の相手に良いイメージを与えるために、清潔感を意識して頭髪の長さや色、服装の乱れやコーディネートも気にしなければならない。

面接で企業の質問に答えられるかどうかも重要ですが、まず身だしなみによる第一印象で期待値を上げることができなければ、いくら受け答えが滞りなくスムーズに行えても、「本当に社会人にふさわしいかどうか」という、企業からの不信感を払拭しづらくなるのです。



就職活動の面接=ダンジョン?





以上の点から、就活における面接選考は非常に難易度が高くて精神的疲労も多大に思えますが、面接そのものをRPGの一環と思って向き合い方を変えてみると、面接の味わい方がグッと変わることでしょう。

本稿を読むゲーム大好きなオタク就活生、アナタは要するに魔王討伐を目標に冒険を続ける勇者なのです。

今まで自己分析や企業研究といった準備期間、説明会、インターンなどの数々のイベントを経験し、いよいよ待ち受けるのはラスボスが控えるダンジョンもとい面接選考。

面接では一次で人事担当者、二次で一般社員、三次では人事・社員、そして最終面接にてようやく企業のかじ取りを行う役員・社長とエンカウントします。

つまり、「内定」というダンジョン攻略のクリア報酬を獲得するためには、最終面接を突破しなければならないだけでなく、その前にダンジョン突破を阻止する中ボス達も倒さなければならないわけです。



「なんでコイツは面接の流れを今さら言ってんだ?」と思うかもしれませんが、こうしてゲームに沿った言い方をすると、何だかワクワクしません? ゲーマー心をくすぐられるというか。

実際、就活の各工程に「やらなければならない」と義務感を覚えて嫌々取り組むよりも、就活そのものはゲームでよくあるスキップ不可の強制イベントなんだと捉えれば、後に控える面接への抵抗もある程度は薄れるはずです。

もしもゲームクリア目前で相手(面接官)から“つうこんのいちげき”を喰らってしまったら、「何だこのクソゲーは……」と他社の面接(別タイトルのRPG)に切り替えましょう。

そして、また一次面接からやり直しを行い、同じ轍(てつ)を踏まないために、前回とは違った攻略法を試してボスを撃破すればいいわけです。



面接ダンジョンの攻略





何の準備も対策も無しに、いきなり面接でボスを倒そうとするのは無謀というもの。

まずやるべきはレベル上げと装備の整えです。自己分析によって自分のステータスを把握し、どんな強みがあって反対にどういった弱みがあるのか? そして社会人になって仕事をする場合、どんなことを企業に求めるのか? などのパーソナルにまつわる情報収集。

その後は業界研究・企業研究にて、世の中にはどんな業種職種が溢れており、自分が興味のある分野を扱う企業はどういう特色を持っており、そしてどういった新卒を求めているのかを、企業のコーポレートサイト、単独・合同説明会、OBOG訪問といった手段で調べていきます。



こうして仕事に関する知見を拡大できたら、今度は得た情報をもとに業務や社風についての適正を図り、条件とマッチする企業に狙いを定めた選考対策を行っていきましょう。

履歴書とESの作成も自分1人で仕上げるのではなく、就活の最中に知り合った就活仲間や大学のキャリアセンターにいる職員など、学友・先輩・プロの手を借りて添削をし、提出する書類のクオリティー向上に努めるのです。

もちろんそれだけでなく、面接本番での質疑応答で受け答えが詰まってしまわないように挨拶・所作・質問への答え方を、他者と共同で練習することも忘れてはなりませんよ。

そして、髪型を清潔感を与えやすくするために短くカット。リクルートスーツからカバンといった身だしなみを新調してレベリングは完了。



一見すると、ただただ面倒臭いように感じてしまうでしょうが、面接攻略は数々の苦労があってこそクリアできるものであり、慢心してしまえば土壇場にてアピール不足に陥ってしまいます。

面接もとい就活は、ゲームのように一度敗北してしまえばコンティニューしてチェックポイントからやり直しすることができないので、気持ちよく勝利して内定を得る、次に活かすための後悔の無い敗北をするには準備と対策を徹底するようにしましょうね。



まとめ





このように、たとえ面接でも自分の得意とするフィールドに考え方を持ち込めば、楽しみ方や精神的なダメージが変わること請け負いです。

どんなゲームオタクであっても、初めてプレイするタイトルのボス戦は緊張するもの。しかし、何度も攻略の経験を重ねることで面接ダンジョンに対する耐性がついていきます。

自己分析から面接練習でレベルを上げ、企業分析と公表されているデータをもとにアピールの武器を得て、しっかりボスの行動パターンを分析することができれば、内定獲得は決して難しい話ではないでしょう。

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