
文系のオタク就活生の就職にオススメしたい業界3選をご紹介
就職活動がスタートすると、エントリーシートを書く機会が多々あるかと思います。
しかし、初めて書く自己PRや志望動機、ガクチカなどなど、自分をアピールすることが苦手な方も多いのではないでしょうか。特に、趣味に力を入れてきたオタク就活生にとっては、アピールという言葉に苦手意識があることでしょう。
ですが、エントリーシートを書くにもしっかりと対処方法があります。本稿を一読することで書きやすくなることでしょう。
ESを作成するにあたり、悩んでしまう原因は人それぞれですが、ここでは特に多い原因を3つご紹介します。
自己PRでは自分の強みや仕事に活かせる長所などをアピールする必要がありますが、オタク就活生にとって「自分には強みがない」と感じたり、アピールポイントを書いたはいいものの「他の就活生の方がすごいだろう」、「差し障りのない内容になっているだろうか」と考える方は多いです。
しかし、企業が知りたいのは「学生時代にどれだけ大きな実績を残したか」、「資格をどれだけ取得しているか」などではなく、その実績(経験)から何を活かし、入社後どう貢献することができるのかを、知ろうとしています。
つまり、自己PRには、他人と比べるよりも、「自分らしさをどれだけ伝えるか」が重要になります。
エントリーシートを書く上で、一番多い悩みではないでしょうか。
書類の各項目には記入欄があり、決められたスペースと文字量で、相手に自分の情報をなるべく多く伝える必要があります。
これらのような悩みを持つ方は多く、選考書類を初めて書く新卒の方は特に悩むことだと思います。何度も練習して書き続けることで慣れていきますが、今すぐできる対策方法もあります。
「お客様を笑顔にしたい」、「資格を活かして最前線で活躍していきたい」。
一見、やる気に溢れた素敵な志望動機に見えるかもしれません。しかし、よく考えてみれば、これらの志望動機はどの企業でも言えることではないでしょうか。
汎用性を持たせたどこでも使える志望動機は、「絶対にその企業に入りたい!」を強くアピールするものとしては、人事の心には響かないでしょう。
以上がES作成で悩んでしまう原因です。しかし、これらはすぐにでも対策することができます。
次にその対策方法についてご紹介しましょう。
ここでは、上記でご紹介した悩みを解決するための方法について、ご紹介します。
基本中の基本ですが、自己分析なしでは自己PRは作ることは不可能です。
よい自己PRを作る上で、上記では自分らしさを表現することが大切とお伝えしました。
そもそも、新卒の就活生に対して企業が求めているのは、即戦力になり得る資格や実力よりも、将来活躍してくれるであろうポテンシャルと、育成しがいのある素直さや職場や社風にマッチした性格を重視しています。
そう考えてみると、「他の就活生がどれだけすごいか」なんて、気にならないはずです。
自分らしさを相手に伝えるためにはまず自分自身のことを深く理解するために、自己分析をしっかり行ってみましょう。自己分析を深掘りしていくためには「なぜか」という疑問を常に意識することです。
例えば、自分の強みが「忍耐力」だったとして、自己PRで「私は忍耐力があります」と言うだけでは、自分らしさを伝えるには不十分です。
そこで、「どんな状況で忍耐力を発揮したか」、「忍耐力から仕事としてどう活かしていけるのか」など、エピソードを取り入れることでより具体的になり、説得力が増します。
志望動機だけに限らず、エントリーシートで伝えたい内容は必ず一つに絞ることをおすすめします。
希望企業への志望動機は、人によって複数あるかと思います。全部を伝えたい気持ちは分かりますが、伝えたい内容が混同していては、読み手が混乱してしまいます。
伝えたい内容に優先順位をつけ、一つに絞ったら深掘りするように書いていくと、論点がズレない読みやすいものとなります。
また、これはもはやテンプレートとなっている手法ですが、何かを説明する際は必ず「結論→結論に至るまでの説明→結論(2回目)」という書き方が基本です。一番最初に説明理由から話してしますと、「いつ質問の答えが出てくるんだ...」と、感じられてしまいます。
例えば「あなたの強みはなんですか?」という質問に対して、「私の強みは〇〇です。理由は~」といった風に書いていくと、読みやすくなるでしょう。
そして、オタク就活生の中には、「趣味や好きなことを好きなだけ語りたい」と思う方も多いでしょう。ですが、ESや面接において好きなだけ喋る、記述するというのはNGです。
具体的な志望動機を作るためには、企業研究が必要不可欠です。
同じ業界でも企業によって求める人材は異なります。希望企業がどんな人材を求めているのかを知るところから始めましょう。
また、上記で例として挙げた「お客様を笑顔にしたい」というのは、就活生本人が成し遂げたいことであって、企業を志望する理由にはなっていませんよね。
「当時御社の商品を使った私が笑顔になれたように、御社の魅力ある商品を、今よりもっと多くの人に広め、会社のの発展と共にお客様の笑顔を増やしていきたいです。」
簡単ではありますが、このように自分の経験を盛り込むことでより具体的になるでしょう。
今回は、多くの就活生が悩むES作成についてご紹介しました。
書類作成には長い時間を掛けなければなりませんが、時間に追われていると、中途半端な出来になってしまいます。そうならないためにも事前準備の段階で自己分析と企業研究をしっかりと行う必要があります。
ESに少しでも悩んでいる場合は、本稿を参考にして書き進めてみてくださいね。