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ゲームプログラマーの就職! 平均年齢から解説

ゲーム制作でプログラミングを担当するゲームプログラマー。現在、ゲーム業界そのものは衰退の一途を辿っていると一部で囁かれておりますが、国内ゲーム産業の経済効果(主にソシャゲ市場)やVRといった技術進歩で、まだまだ成長の見込みがある業界です。そんな世界に生きるゲームプログラマーに就職するには一体どんな事をすればいいのでしょうか? そして気になるゲームプログラマーの年齢層とは?







ゲームプログラマーの平均年齢





ゲームクリエイターやゲームデザイナーの手掛けた仕様書に沿ってプログラミングやコーディングをしていくゲームプログラマーですが、彼らの平均年齢がどれほどなのかを知っておいても損はありません。ゲーム業界自体が他の業種に比べて歴史が浅いので、当然数多あるゲーム系企業も誕生から数年~十数年なところが多いです。アーケード時代から今にかけて活躍している“老舗”企業でも30年~40年程度と、世間一般の認識でいうと中堅クラス。まぁ、普通に考えて“面白いゲームを作れなければあっという間に潰える”ゲーム業界で、何十年も生き残れるって相当凄い事なんですけどね。


さて、そんなシビアな環境に身を置くゲームプログラマー達ですが、平t均年齢は約30代前半から半ばほどとされています。「あれ? 意外と若くね?」と感じた人も多い事でしょう。正直、この平均年齢はゲームプログラマーに限らず、ゲームクリエイター職全体の平均年齢でもあるのですが…。



他業種に比べて帰属意識が低い


しかし、なぜこんなに平均年齢が“若い”のでしょうか? 簡単な話、これはクリエイター達の平均勤続年数と関係しています。ゲーム業界の職種は他業種に比べて特殊な面があり、プランナーだろうとプログラマーだろうとサウンドクリエイターだろうと、誰もが「大好きなゲームを作りたい」と考えて取り組んでおり、やりがいや自己実現をとことん追求しているのが特徴的です。


そのため一つの企業に長く勤める人はそこまで多くなく、渡り鳥のように大手中小様々な企業に転職をしてキャリアを積んでいくのがほとんど。そのため、ゲームプログラマーの平均勤続年数も約6年ほどとされており、その年齢層も経験豊かな30代が集中しているのです。


「そうは言っても実はもっと年齢高いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そういった人達はフリーランスで働いているケースが非常に多いです。正直な話、正社員として働くよりも稼働時間や給与面が個人の裁量次第で変動するので、ゲームプログラマー以外のクリエイター・エンジニアでも業務委託で仕事をする人は珍しくありません。国内のフリーランス人口数の割合は10人に1人とされているだけあり、今後もゲーム業界で活躍するフリーのクリエイターもどんどん増えていくのではないでしょうか?



30代スタートでもチャンスはある


ゲームプログラマーの平均年齢が意外と若い理由は伝わったかと思いますが、一昔前まで「ゲームクリエイターは30代が引き際」とも言われておりました。ゲームとはおおよそ関係の薄いIT系エンジニアでも同じように言われてますね。どちらも忙殺され気味で離職率も高いですし。


もちろん30代は20代に比べて体力が落ちやすく、新たな知識の吸収もしにくいという印象があります。しかし前述のように目を見張るほどのキャリアや実力があれば転職も容易ですし、正社員やフリーで20年以上業界に携わっているゲームプログラマーは大勢います。


それに前職でリーダーシップを発揮する仕事をしていたり、リスクマネジメントの能力を培っていれば、年齢に関係なく歓迎してくれる企業は現れるものです。言うまでも無くプログラマーとしての知見を広げたり、業務を滞りなく進められるほどの技術力(常に勉強する姿勢)は必要ですが。


ただゲーム業界は常に人材不足であり今では未経験者を募集するところも多くなってきたので、たとえ“ゲーム好きだけど未経験で30代”という人でも、ゲームプログラマーとして活躍出来るチャンスは十分残されていますよ。



こんな年齢なのにこんな人もいるよ!





ここまでゲームプログラマーや業界の平均年齢に関する真面目な話をしてきましたが、ここからは少し肩の力を抜いてゲーム企業に勤める“オジサンプログラマー”のあるあるにも触れていきましょうか。皆さんは“ゲームプログラマー”と聞いてどんな人物像をイメージしますか? “ゲームの事を知り尽くしており、どんな仕様やバグにも素早く対応出来るプログラミングのスペシャリスト”? もちろんそのイメージは間違っていません。しかし、この業界では一癖も二癖もある人物が多数なのが特徴的であり面白いところです。


凄腕ゲームプログラマーの中にも明朗快活なタイプもいれば、変にキャラクター性の強いタイプも存在します。ここでは後者について話していきましょう。


たとえば、ゲームプランナーが仕様書についてプログラマーに口頭で意見を求めようとしても、相手のプログラマーが一切言葉を発さないので他の人に助け船を求めたところ「その人はチャットじゃないと話さないぞ」と笑いながら教えてもらった。


一見すると嘘のように感じますがこういう場面は往々にしてよくあります。「おいおい一応大人だろ!?」とツッコミを入れたくなるような事例。しかしオジサンプログラマーにはこういうタイプが地味に多いのです。



他にも納期が近づくにつれて職場の空気もピリつきだし、そのストレスで上半身裸でPCに向き合う人(決して真似をしないように)や、限られた時間内で仕様の変更を求められてマネージャーと殴り合いの喧嘩をする人(絶対に真似をしないように!)など、普通の働き方では考えられないような光景が“当たり前”のように頻発するのもゲーム業界の常です。


「30代になったら誰もが大人としての余裕を持っている」と思いがちですが、ゲームプログラマーないしゲームクリエイターでそれは保証出来ないと“覚悟”しておきましょうね。


もちろん全ての企業でそういう人達がいるわけではありませんし、これを“悪”とも断言出来ません。いざ話してみたら同じゲーマーとして波長が合いやすかったりしますしね。



まとめ





このようにゲームプログラマーの年齢は思いのほか若く、人材不足故にたとえ30代未経験者でもしっかり業務に関する勉強と意識強化をしておけば、業界入りは難しくありません。そして、一つの企業で長く勤めるのも良いですが、ある程度の経験の積み重ねと自信をつけたらフリーとして活躍する道も考えてみてはいかがでしょうか? 特にエンタメ系でのフリーランス労働者は増加傾向にあるので、ゲームプログラマーとして自由な働き方を希望するなら選択肢に含めても良いでしょう。

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