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ゲームプログラマーになりたいが就職できるか不安

みなさんは、自分のお気に入りのゲームをプレイしている時、ふと「こんなゲーム作ってみたい!」と思ったことありませんか?きっと一度はありますよね。自分の趣味を仕事にできるということは、好きなことを通して働くことができるということですので充実感があるはずです。現在、テレビゲームからスマホゲームにいたるまで、タイプの異なるゲームを幅広くプレイできる環境にあります。日常でゲームと触れ合う機会が多くなり、ゲーム作りに携わることを将来の夢とする人たちも増えてきているように感じます。ですが、“ゲームプログラマー”の存在を知らない人、また存在は知っているけど、なり方がわからない、専門的過ぎて就職できるか自信がないと様々な不安や疑問がある人もいますよね。
そこで、今回は“ゲームプログラマー”に就職したいけれど、「自信がなくて不安」と思っている方に、ゲームプログラマーについて紹介していきます。






ゲームプログラマーとは?





ゲームプログラマーとは、ゲームを作り上げる職業の中でも、特にゲームを構築するための基盤となる職業です。ゲームプランナーやプロデューサーなどが企画した構成や演出などを仕様書(やり方や順序が書かれた書類)に合わせてゲームが動くようにプログラムを構築していきます。たとえば、キャラクターの動作、ゲーム内で流れる音楽や各動作に伴う効果音などのサウンドを作り上げていくことになります。アイテムをゲットした時の効果音、敵が現れてバトルする時に流れ出すBGM、攻撃がヒットした時の効果音など様々なパターンが考えられます。ゲームプログラマーの仕事は、企画段階で想定されたものをその内容通りに動作するように実現していくプログラミング作業がメインになりますが、ただ指示されたもの通りの作業をするだけではありません。ユーザーを飽きさせずにゲームを「楽しい・面白い」と思ってもらえるようなプレイが実現できるように意識する必要があります。ですので、企画書や仕様書を作成したプロデューサーなどとのゲームに対する認識を共有して、連携しながらゲームのプログラミングを行っていくことが大切です。せっかく、キャラクターのデザインがユーザーに受け入れられる人気のあるものに仕上がっても、動作が悪かったり、ゲームのレスポンスが悪いと「つまらないな」ってがっかりしてしまいますよね。また、プログラムの構築の他にもデバックという作業も行います。デバックは、プログラムを見ただけでは分からないバグの修正するために、実際に動作を確認する作業を行います。


このように、ゲームプログラマーは、ゲームのシステムの構築やバグの修正などを行う地道な仕事で根気が必要になることもありますが、ゲームの仕上がりを間近で見届けることができる仕事といえますので、やりがいは大きいものになります。



ゲームプログラマーになるためには?




ここまで、ゲームプログラマーがどのような職種なのか簡単に紹介してきましたが、ではゲームプログラマーになるためには、どうしたらよいのでしょうか。ここでは、ゲームプログラマーになるために必要となる資格はあるのか?また、どのようなスキルが必要となるのか?についてお話し、実際に目指していく際のみなさんにとっての道しるべになることができたらと思います。



必要となる資格ってなに?】


結論からいうと、ゲームプランナーになるために必要となる資格はありません。特に必要となる資格はありませんが、もっていれば好ましいという資格があります。それは「基本情報技術者」というものです。もちろん、実際に働く上では困ることはありません。就職するにあたっての企業側からの「基本は知っている」という判断材料になる可能性があると捉えるとよいかもしれません。それでは簡単に紹介していきます。基本情報技術者は、プログラマーやシステムエンジニアなど、IT職に従事している人や、これから従事しようとしている人たちを対象とした試験になります。IT職で働いていくにあたっての基本的な知識は身についているか、情報処理のための論理的な考え方はできているかを確かめるための試験です。春期と秋期の年2回実施されていて、年間10万人以上が受験している人気の資格でもあります。ちなみに基本情報技術者は国家試験ですので、合格すれば国家資格をもったゲームプログラマーということになります。


この他にも、C言語プログラミング能力検定試験という資格もあります。これは、システムの仕様変更への対応、プログラム作成能力を測るための検定試験です。合格率が50%から60%台と比較的高い合格率となっています。ゲームプランナーとして働くために必ず取得しなければならない資格はありませんが、ゲームプランナーに就職するための武器にするため、また業界で自信をもって働いていくための材料とすることができますので気になった方は、ぜひ挑戦してみてはいかがですか。



どんなスキルが必要なの?





それでは次に、ゲームプランナーになるために必要となるスキルをみていきましょう。



①ゲームが好き


これは、ゲームプログラマーには欠かすことができない大切なスキルです。ゲームプログラマーはプログラムを構築する地道な仕事であり、また少しのバグがゲーム全体の価値を下げてしまうリスクもあるため、常に細心の注意を払っておく必要があります。ゲームが好きだという気持ちを持ち続けることで、地道な作業もコツコツとこなしていくことができますし、自分の携わったゲームに対して愛着心をもつことにつながり、丁寧な作業を行うことができるはずです。辛いなと思った時には、自分の好きなゲームを遊んでみて、ゲームに対する思いを振り返るのもいいかもしれません。



②チームワーク(コミュニケーション)


ゲームプログラマーと聞くと、パソコンに向かって一人黙々とプログラミングをしていくイメージを持ってしまいがちですが、ひとつのゲーム作りをしていく中で、多くの人(仲間)と関わります。ゲームプランナーやデザイナー、またプログラマー同士、日常的にゲームに関する情報を共有するためにコミュニケーションをとる必要があります。「キャラクターの動きをこうしたらもっとかっこいいのではないか」など企画の仕様書について自分の考えを伝えることもあるでしょうし、ディレクターから「キャラクターの動きを直してほしい」と言われることもあるかもしれませんが、自分の考えと相手からの要望を上手く擦り合わせながらゲーム作りにあたることが大切です。



③広い視野をもつ


RPG系や格闘系、またテレビゲームやスマホゲームと数多くの種類のゲームがありますが、ゲームの性質を理解する力も必要です。個人によって好きなゲーム、苦手・嫌いなゲームと好みは分かれるものです。しかし、選り好みをすることなく、視野を広げて様々なジャンル・デバイスでヒットしているゲームをプレイしてみてみるとよいです。実際にプレイをしてみることで、そのゲームの良さ、課題が見えてくるものです。そこから、自分の携わるゲームにも活かしていくことができますので、広い視野をもち、ゲームと向き合っていくことが大切です。



④プログラミングスキル


ゲームプログラマーにとって、外せないのがプログラミングスキルです。作成するゲームによって使用するプログラミング言語も一様ではありません。コンシューマーゲームと呼ばれるプレイステーションやニンテンドースイッチではC系といわれるプログラミング言語が使われますし、スマホゲームでは,使用する端末によって異なります。複雑なプログラミング言語を習得することが不安な方もいると思いますが、プログラミング言語の習得にあたっては、自分がどのような分野のゲームプログラムに携わりたいかというビジョンを持つことによって習得するべき言語が定まり、効率よく学ぶことができるかもしれません。



転職でゲームプログラマーになる人もいる





新卒からゲームプログラマーになる人もいれば、転職でゲームプログラマーの道へと進む人も中にはいるはずです。IT業界から転職する場合は、前職でのプログラミングのスキルを活かすことができるかと思いますが、業界未経験から転職してゲームプログラマーになる場合、大きな不安があるはずです。しかし、未経験からの転職であっても、研修制度を取り入れている企業もありますので「ゲームが好き」という思いを基盤にもっていれば問題ありません。また、場合によっては、社会人未経験の新卒を採用して新人教育を一から行う時間や手間を省くことができるため、わずかな研修で済むことから好まれることもあります。しかし、だからといって事前にゲームプログラマーに必要となるスキルを磨き続けることは忘れてはいけません。もちろん、資格を積極的に取得して業界入りすれば、なお歓迎されます。前述しましたが、企業によっては、未経験者や初心者に対しての転職支援として研修制度を準備しているところもありますので、予習として、プログラミング言語を独学しておくのも業界に入るにあたって気持ちの面で余裕をもつことができますので、取り組んでみてはいかがでしょうか。



まとめ





いかがでしたでしょうか。以上、ゲームプログラマーについて紹介してきました。ゲームプログラマーに興味はあっても、その名前を聞くとどうしても専門的な職業で就職できるか不安と思いがちになっていた人も多くいたかと思います。たしかに、後半のところで、プログラミングスキルという難しそうな専門的な能力がでてきましたが、それを除いて全体を通してゲームプログラマーという職業を見ていくと、ゲームが好きという気持ちや、コミュニケーション(チームワーク)を大切にすることなど、業界に特化していなくても就職はできるということがわかりました。今、私たちの日常においてゲーム(特にスマホゲーム)が身近な存在となっています。その分、ゲーム好きにとっては、ゲーム作りに携わる職業に就きたいと考えるきっかけが増えてくるかと思います。専門的な知識も大切ですが、「ゲームが好きなんだ!」という気持ちを人一倍強く持つことができれば、きっと、あなたもゲームプログラマーとなって、ゲーム好きを増やしていく存在になれるはずです。

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